サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態
2002年11月30日土曜日
この街で生活している自分でさえ寒かった。
この日のため北海道に来た人たちは「冷凍都市」を実感しただろう。
たしかまだ根雪にはなっていなくて、ところどころ道が凍りついていた。
チケットは持っていなかった。発売日にプレイガイドに並んだが秒殺された。
前の月に行ったライブイベントで ブラッドサースティブッチャーズ の
「11月にはぜひナンバーガール行ってやって下さい。僕らは行けないので」というMCを寂しく聞いた。
土曜出勤を終えてからペニーレーン24へ(札幌市西区二十四軒4条5丁目5-21 札幌市営交通地下鉄東西線「琴似駅」5番出口から徒歩3分)記録シリーズCDを買った後、地下鉄駅の出口で「チケット譲って下さい」と書いた紙を持って立っていた。
ダメもとで。
譲っていただいた方、そしてお連れの方には本当に本当に感謝しています!!
カジュアルとはいえ仕事帰りの服装、緊張したのか軽い腹痛があり後ろのほうにいた。
「I don't know」から、女子妄想MCをはさみながら時限爆弾が次々と炸裂していくようなライブ。
最後の爆弾「OMOIDE IN MY HEAD」「IGGY POP FUN CLUB」まで。
前方から女の子が運ばれてくるし、隣にいた方は中盤から座り込んだまま立ち上がることができないようだった。
酸欠状態なのはもちろん、あの4人の気迫に向き合うにはかなりの体力と気力が要った。
日本ロック史に残したい最後のMC、紙ふぶき、天井から落ちる水滴(ペニーレーンには何度も行っているが見たのはこの時だけ)、終演後出口から外に出る水蒸気(写真)、思い出すだけで震えがくる。
祝映像化。
DVDを見て体温が1度は上がった冷凍都市の夜。
by ronron12half | 2005-11-30 01:18 | music